青山学院大学 大学院 社会情報学研究科 社会情報学専攻 ヒューマンイノベーションコース

  • アクセス
  • お問い合わせ
  • オフィシャルブログ

MENU

  • コースメッセージMessage
    コースメッセージMessage
    • コース教務担当挨拶
  • 教育目標と特徴Educational goal
    教育目標と特徴Educational goal
    • 学びを学ぶ大学院
    • 「研究」をしよう
    • 仕事と組織の未来のために
    • 「わからない」が面白い
  • コース概要Summary
    コース概要Summary
    • カリキュラムの特徴
    • 授業の中身は?
    • 修士(学術)学位の取得
    • 学位論文の例
    • 優秀論文賞・
      イノベーション論文賞
  • 院生の生活Graduate students
    院生の生活Graduate students
    • 多彩な院生が集う学びの場
    • 社会人学生インタビュー
  • 入学・入試案内Requirements
    入学・入試案内Requirements
    • パンフレット・募集要項等
    • 大学院説明会のご案内
    • 教育訓練給付制度について
  • 教員プロフィールProfile
    教員プロフィールProfile
    • 苅宿 俊文 教授
    • 高木 光太郎 教授
    • 鈴木 宏昭 教授
    • 香川 秀太 准教授
    • 客員・兼任教員
  • 苅宿 俊文 教授
  • 高木 光太郎 教授
  • 鈴木 宏昭 教授
  • 香川 秀太 准教授
  • 客員・兼任教員
  • TOP
  • 教員プロフィール
  • 苅宿 俊文 教授

苅宿 俊文 教授

かりやど としぶみ

苅宿 俊文 教授

最終学歴 2006年モンゴル国立教育大学博士課程修了。Ph.D.(Edu.)
受賞歴 グッドデザイン賞コミュニケーションデザイン部門受賞
グッドデザイン賞移動・ネットワーク領域部門受賞
キッズデザイン賞コミュニケーションデザイン部門受賞
日本の人事部プロフェッショナル教育・研修部門最優秀賞受賞。
学会等での活動 日本教育工学会、日本教育メディア学会、教育システム情報学会、日本デザイン学会、日本美術教育学会各会員

「協働的な学び」の学びのデザインと学びの現場で何が起こっているのかを明らかにする「協働的な学び」の学びのデザインと学びの現場で何が起こっているのかを明らかにする

私は、ワークショップに代表される「協働的な学び」の学びのデザインと学びの現場で何が起こっているのかを明らかにする研究者です。
また、「協働的な学び」ではどのようなデザインが可能かを試みている実践者でもあります。そして、これらの研究や実践が「現場」へ還元されていくことを心から希求しています。

協働的な学びをデザインするときに、Clement や三宅などが着目している「協調による概念変化モデル」などの研究からも協調的な学習体験とその内省を重視する構成主義的カリキュラムで概念の転移や変化が生成されやすいことが示されています。それらを基盤の一つに置きながら、デザイン研究・デザイン実験という領域で、協働的な学びのデザインの実践改善と理論構築をデザイン的に展開することをテーマにしています。

協働的に学ぶことのデザインの根源には「おもしろくなければつまらない」(佐伯胖氏)ものがあるととらえ、そのおもしろさは学ぶ対象を多元的に見立て、味わうことによって得られていくと考えています。

協働的な学びの現場では、多彩なエピソードが重層的に生成されていきます。それを前提に学びをデザインするためには、同一空間上に複数の学びの文脈があるとする「視座のデザイン」から、「無意識を意識化」する「気づきのデザイン」による「まなびほぐし」の生成などの実践的な学びのデザインが展開していきます。そして、これらの展開を即興的、身体的に実施していくときにアート的なアプローチとの親和性がみえてきます。

これまで述べてきた協働的な学びやデザイン研究・開発研究の研究対象としては、現在、学校教育でコミュニケーション教育として展開されている「芸術表現体験」というアート系ワークショップを取り入れた授業を取り上げています。また、アート系ワークショップの可能性を模索するために実験的なワークショップを多分野の実践者や研究者とゆるやかに連携しています。

これらの協働的な学習デザインやArtによる学びなどの思想的源流を大正後期から昭和初期の自学教育と、1920〜30年代の世界的な新教育からの影響と、その交差する事象としての師範学校で展開されていた協働的な学習の取り組むとその背景から国民学校に埋め込まれた協働と、1947年から教師教育へのワークショップの導入とその破綻、また、1960年代以降のグループ学習とリーダー作りとしての民主主義教育、生活科、総合的学習の時間、キャリア教育でのコミュニケーション能力への着目と今後展開される「資質・能力」までの協働の意味の変遷に関する教育思想史的な沿革を研究室独自の研究として取り組んでいく。

関連する文献
苅宿俊文・佐伯胖・高木光太郎(編)「ワークショップと学び」全3巻 東京大学出版会,2012年

「アート」がどのような意味を持って入っていくか「アート」がどのような意味を持って入っていくか

これまでの苅宿研究室は、「おもしろくなければつまらない」という趣旨に共鳴して、自分のフィールドならではの「おもしろさ」を追求してくださった多士済々の院生の方々による光彩陸離たる学びの場でした。それは修士論文・特定課題研究論文のタイトルをご覧になっていただくとわかると思います。その一部の例が次のタイトルです。

「関係性に着目したワークショップデザインの研究ーズレを生み出すデザインー」
「通信制高校の成立に関する研究—西本三十二の放送教育と戦後通信教育のつながりを求めてー」
「青年海外協力隊を触媒として生まれた緩やかな実践共同体の研究—関わり合いから意味の場が拓く可能性—」
「稽古という学習環境で見る邦楽の『わざ』の習得—常磐津節の太夫における『間』の伝承を通してー」

このようにこれまでの苅宿研究室では参加してくださった人たちの研究関心をできるだけ生かし、納得するまで突き詰めていただきました。
これからの苅宿研究室は学校教育にコミュニケーション教育の一環として再定義された「アート系ワークショップ」のデザインをデザイン研究・開発研究として展開していきます。なぜならば、現在、学校に「アート」がどのような意味を持って入っていくかに教育学的な課題を強く感じているからです。

私は、学校教育から「社会」に接近しようとしていたいくつかの企画(生活科、総合的な学習の時間、キャリア教育)と「社会」(特にアート分野)から学校教育に接近しようとしている試み(コミュニケーション能力に資する芸術表現体験事業や演劇、ダンス、音楽等のArt分野からのアウトリーチ)の現場に立ち会っています。そして、この2つの方向性が交わった時のダイナミズムや微妙にすれ違った時の隔靴掻痒を感じてきています。
自分の協働的な学びのデザインの現場を持ち、そこでの課題を新規性や独自性の高いワークショップデザインの知見で解決していこうとする実践者を研究室の一員として迎えたいと考えています。その人たちと共に研究室としてのメッセージを発信できればと考えています。

ホームページ
https://gshi.si.aoyama.ac.jp/hiblog/kariyado/

研究業績
http://raweb1.jm.aoyama.ac.jp/aguhp/KgApp?kojinId=acbjaf

PAGE TOP

  • コースメッセージ
  • 教育目標と特徴
  • コース概要
  • 院生の生活
  • 入学・入試案内
  • 教員プロフィール
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • お知らせ
  • オフィシャルブログ
関連リンク
青山学院大学社会情報学部
青山学院大学
ヒューマンイノベーションコース公式ツイッター
教員個人ブログ
苅宿俊文
高木光太郎
鈴木宏昭
© Aoyama Gakuin University, Graduate School of Social Informatics Human Innovation Course, All rights reserved.