2月4日(水)
午前中、日経サイエンスの企画で脳科学者の茂木健一郎さんと対談。まず拙著「証言の心理学」「心理学者、裁判と出会う」、拙論文「『記憶空間』試論」などで考えてきたことをざっと説明。その後、コミュニケーションを通した記憶の生成のこと、E. Reedのギブソニアン的な想起のとらえ方のこと、一種の「溺れ方」としての想起者の個別性のこと、供述聴取法のこと、裁判員制度のこと、などいろいろと話をした。茂木さんの絶妙な質問やコメントはさすが。調子に乗って話しまくってしまった。
記事は5月号(3月末発売)の日経サイエンスに掲載とのこと。
この日の対談のことも書かれた茂木さんのブログはこちら。