高木研究室第1回オープン研究会

高木研究室では月1回のペースで定例研究会を開催することになりました。研究会のタイプは2種類に分かれていて、高木研究室のメンバーだけが参加する研究指導をメインとした研究報告会と、外部の方も参加していただきながら文献の検討や討論を行うオープン研究会を、月ごとに交互に開催します。
先日(6月12日)、第1回オープン研究会を開催しました。初回ということで、あまり広く情報を流しませんでしたが、東京学芸大学国際教育センンターの榊原知美先生と、立教大学の石黒広昭先生の研究室に所属している院生の方が3名参加してくれました。
当日のプログラムは次のとおりでした。

  1. 文献検討
    1. Ellinger, A. D. & Bostrom, R. O. (2002). An Examination of Managers’ Beliefs about their Roles as Facilitators of Learning. Management Learning, 33(2), 147-179.[報告:大磯/高木研D1]
    2. 田島充士・茂呂雄二 (2006). 科学的概念と日常的経験知間の矛盾を解消するための対話を通した概念理解の検討 教育心理学研究, 54(1), 12-24.[報告:小澤/高木研D1]
  2. 研究報告
    1. 社会的実践における個的水準への状況的認知アプローチ:L. S. Vygotskyの「人間の具体的心理学の構想」を視座として[報告:高木]
次回のオープン研究会は8月下旬ごろの開催予定で、「LPP理論の再検証」をテーマにして、LPP理論を用いた実証研究の最近の動向、批判的検討や理論的拡張の動向などをふまえ、LPP理論の可能性や問題点について議論したいと考えています。
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