10月7日、本年度に修士論文を提出する予定の院生を対象とした中間報告会が8号館932教室で開催されました。1月末の提出に向けての最後の報告会です。発表終了後には、各教員から、研究として知見を発信する上で意識するべきことについての助言があり、発表者のみならず、聴講に来ていた1年生も熱心に聞き入っていました。
当日の報告タイトルは以下のとおりです(カッコ内は指導教員名)。
- 間違いの多い書類を巡る人とモノのインタラクション(高木光太郎)
- 援助文脈における目標伝染の動機づけの影響(鈴木宏昭)
- 熟練教師の学級づくり(苅宿俊文)
- 科学の営みにおけるアマチュアの趣味的活動とその意味(高木光太郎)
- 親子相互作用における親の省察〜親の意識の変容プロセス〜(苅宿俊文)
- 謙虚さと古典解釈の創造性を促す実践から生成される習慣化された能動性〜源氏物語を輪読する自主的ゼミナールのエスノグラフィー(鈴木宏昭)
- 「稽古」という学習環境で見る「わざ」の熟達化〜常盤津節の師弟における「間」の伝承(苅宿俊文)
- 美術大学のデザイン教育プログラムにおけるワークショップの研究〜物々交換ワークショップを事例として(苅宿俊文)
- 青年海外協力隊隊員を触媒として生まれた緩やかな実践共同体の研究〜関わり合いから意味の場が拓く可能性(苅宿俊文)
※佐伯教授は来年度の院生の受け入れはありません。