青山学院大学 大学院 社会情報学研究科 社会情報学専攻 ヒューマンイノベーションコース

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香川 秀太 教授

かがわ しゅうた

香川 秀太 教授

最終学歴 2007年筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻博士課程修了。博士(心理学)。
職歴 2009年筑波大学心理学系準研究員,2010年同大学助教,2010年大正大学人間学部教育人間学科専任講師を経て,2013年青山学院大学社会情報学部准教授(現職)。
学会等での活動 日本認知科学会学習環境のデザイン研究分科会(DEE)(事務局),日本質的心理学会(大会実行委員,交流委員,編集委員),ICP(国際心理学会)(プログラム委員),日本語教育国際研究大会基調シンポジウム,国際戦略経営研究学会,厚生労働省看護研修センター,静岡県看護協会新人指導者研修,全国看護セミナーほか,講演多数。
受賞歴 日本教育心理学会優秀論文賞,社会安全研究財団一般研究助成最優秀論文,ISCAR(国際活動理論学会)ポスター発表優秀賞,心理学独創研究内山賞を受賞。

異質さの交流やネットワークから生まれるものとは?異質さの交流やネットワークから生まれるものとは?

コミュニティ,組織,ネットワークにおける学習・発達について研究しています。
特に,次の三つの点に関心があります。

その① 学んだのに別の場面に生かせない?:「学習転移」概念を批判的に検討
その② 既存の集団の枠を越えて,異質な人々がつながり対話する創造活動の実践
その③ 流動的に異質な人々がつながる「ゆるやかなネットワーク」

① 学んだのに別の場面に生かせない?:「学習転移」概念を批判的に検討

「ぜひ何かここでの学びを持ち帰ってください」と,セミナー等で講師からしばしば聞かれる決まり文句は,知識の(学習の)転移を想定しています。ところが,しばしば私たちは,「セミナーで学んだことが実際にはほとんど活用されていない」とか,「学校でやったことなんて実社会で役に立たない」等の言葉を耳にします。

こうした現象がいかに生じるのか調査し,それをどう乗り越えていくか研究しています。通常,教育学や教育心理学の分野では,広い意味での「教授方法の改善」を図る教授主義的アプローチがとられてきました。
しかし,それでは,限界を抱えると考え,より組織的,コンテクスト中心的なアプローチに依拠して,実践的に研究に取り組んでいます。主に看護教育のフィールドを対象にしていますが,様々な場に共通点があるものと考えています。

② 既存の集団の枠を越えて,異質な人々がつながり対話する創造活動の実践

日ごろ属している組織や集団の枠を超えて,人々が集まり,閉塞してしまった組織文化を変えたり,新しい知識やジャンルや活動を生み出していく「越境的な対話と学び」について,実践的に研究をしています。
それまで交流の薄かった,部署間や集団間が交わり知識や実践を創造する場を協働でデザインしたり,そうした活動を行っている現場を調査したりしています。

③ 流動的に異質な人々がつながる「ゆるやかなネットワーク」

近年,急速に発展している人々の結びつきの形態があります。中心があまりはっきりせず分散的で,ゆるやかに人々が集り,離れ,また集まる,ネットワーク活動です。
例えば,反原発デモ等の社会運動,草の根的に行われている社会活動,祝祭的なフラッシュモブがあげられます。こうした事柄について,境界,情動,矛盾,歴史性,プレイ(遊演),マルチチュードなどのキーワードを検討しながら,研究を進めています。

以上は,いずれも,人の心を集合体や関係性から捉える,活動理論や状況(的学習)論と呼ばれるアプローチを軸にすすめています。
活動理論の発展に強い影響を与えた,マルクス,アルチュセール,ヴィゴツキーといった理論や哲学にも関心があります。

関連する文献
香川秀太・青山征彦(編)「越境する対話と学び:異質な人・組織・コミュニティをつなぐ」新曜社,2015年

「実践」、「調査」、「理論」の3項が織りなすテンションと創造「実践」、「調査」、「理論」の3項が織りなすテンションと創造

広く,コミュニティ,組織,ネットワークにおける学習研究を進めています。心理学における学習発達論がベースとなりますが,哲学や人類学や経営学等の関連する分野も扱います。
院生には,現在のところ,上記の研究テーマに近い,「職場や教育現場における,異なる集団,組織,部署の間のやり取りや文化的なギャップ」を調査したり,異集団間の接続を実際に試み,その過程を分析していく,実践的な研究を進める方などがいらっしゃいます。

社会人院生の方は特に,豊富なご自身の実践経験や現場とのつながりを生かしつつも,理論や研究活動を媒介して,経験や現場の出来事を相対化したり,専門的な方法論を通してデータ収集や分析に取り組んだりして,普段とは違った角度から実践を検討します。

ご自身の実践経験を活用しながら,しかし,そこから距離をとって研究的な実践にのせていくことは難しい取り組みです。これは私自身も格闘です。ともに悩みながら,新しい方向性をその都度探りたいと思っています。

もちろん,学部生から直接あがられる方も大歓迎です。

ホームページ
http://k-shu.xsrv.jp/index.html

研究業績
http://raweb1.jm.aoyama.ac.jp/aguhp/KgApp?kyoinId=ymbggyymggy

 

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