10月13日、ヒューマンイノベーションコースの修士論文中間報告会と博士論文の構想発表会が開催されました。
来年1月末に修士論文提出予定の、M2の院生と,後期課程の院生が各研究内容を発表いたしました。
報告された研究のタイトルは下記です(カッコ内は指導教員名)。
・職務経験が及ぼす記憶機能と想起傾向 (鈴木)
・類推エンコーディグによる学習転移を促進する新たな手法(鈴木)
・洞察問題解決における閾下呈示情報の上書き可能性検討 (鈴木)
・アーティストによるワークショップ実践の継続プロセス:小学校で実践してきたアーティストに対する修正版GTA を用いたインタビューの分(苅宿)
・コミュニティに介在する第三極の役割と葛藤 :エル・システマジャパンのフェローを事例として(苅宿)
・女子学生の語りに見る「相思相愛」父子関係に関する研究 (高木)
・起業・会社経営経験者のナラティブに見る「自己の持続」に関する研究 (高木)
・企業内研修における従業員同士のネガティブな感情を含む意見表明がどのようになされるか:企業によって強制的に参集した
・従業員の葛藤状況での対話の実践 (高木)
・老年期の沖縄人における「方言札」の語りと自己の関係に関する研究 (高木)
・撮影行為においてポーズをする身体の表情性に関する研究 (高木)
研究には,構造化,機能,発生のいずれかのポイントが含まれていることが重要であること,データの分析や研究の進め方に対するコメント等,いろいろなアドバイスが示されました。
着実に研究が進んでいる様子が見受けられ,充実した会となりました。