自己紹介
2020.03.21
所属
- 所属:青山学院大学 教育人間科学部教育学科 教授 博士(教育学)
所属学会および役員
- 日本認知科学会(フェロー,常任運営委員)
- 日本心理学会
- 人工知能学会
- Cognitive Science Society
- 日本教育工学会
- 日本教育心理学会
研究テーマ
認知科学、特に高次認知系を専門分野としている。基本的な研究のスタンスは、
- 創発主義 (emergentism):あらかじめ計画していないことが、その場で生み出されること
- 構成主義 (constructivism):外から与えられるのではなく,主体が築き上げること
- 状況への敏感さ (context sensitivity):状況に応じて認知のモードや利用するものを変化させる
- 相互作用 (interaction, interplay):モノや他者とかかわり合うこと
- 冗長性、輻輳性 (redundancy):一見余分なことが生み出されていること
である。これらの問題を
- プロジェクション
- 洞察問題解決(制約緩和, U-shape)
- 人間の類推(準抽象化、知識生成)、
- 類似性判断のプロセス、
- ヒューマンインタフェース(機械音痴、デザイン)
- メンタルモデルの構築過程
- 算数や物理などの学習過程
- 認知発達(U-shape, 構成主義)
- 単純なスキルの長期的学習
- メディアと教育
の分野で研究を行っている。
近年は特に相互作用に関わることに強い興味を感じ,
- 意識ー無意識:洞察における潜在学習過程、潜在情報のありか、その機能
- 個体ー環境の相互依存サイクル:技、スキルの獲得,熟達
- 心ー身体:表象の身体基盤の可能性
- 表象のプロジェクション(投射):内部に作られた表象はどうやって世界に定位するか
における不思議な相互作用を研究している。
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