- BC12000年前辺りに、肥沃な三日月地帯で小麦が栽培され始めた.
- 初期の小麦は実が風によって飛ばされてしまい(タンポポと同じように,タネをできるだけ遠くに飛ばす),日々の食物として十分な量の収穫が得られたわけではない.
- 農耕が広まるにしたがって地域間での縄張り争いが激化し、部族間での殺人を含む諍いが増えた.
- これを沈静化するために,儀礼が行われ、そこでは贈与,交換がなされるようになった.
- この時、贈与,交換されたものは、ビール(麦酒)であった.
- (初期には食べ物としてではなく,贈与の対象として小麦が育てられた?所詮、贈与の対象であり日々の食料ではないので,少量の収穫でも問題がなかった?)
- そうした時代を数千年くらい重ねた結果,熟しても実がついたままの変異種が現れた.
- それによって農耕が爆発的に広まった.
NHK「ヒューマン」における農業
最近人類史等についての投稿が何件か続いたけど,ちょうどNHKの「ヒューマン」という番組で農業の発達の話が人類史の文脈で語られていた.
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