アナロジー

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「類似と思考 改訂版」出版の経緯について

近況にも書きましたが、1996年に認知科学モノグラフシリーズ(共立出版)として出版した「類似と思考」が、ちくま学芸文庫として2020年3月初旬に出版されました。 最初の本は、増刷はおそらく1回はありましたが、いつまで売られていたのかはよくわ...
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講義,テレビ,経済,進化とかけて

非常勤でここ4,5年くらい教えている大学がある.50-100名くらいの受講者がふつうで,一番多いときでも150名くらいだったと思う.ところが先日今期初めての講義に出かけたら,160名ほどはいる教室が満杯どころか,立ち見どころか,廊下に学生が...
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「類似から見た心」刊行!!

大西さんと私で編集した「認知科学の探求シリーズ:類似から見た心」(共立出版)が昨年(2001)暮れに出版されました。この本は、「類似」という観点から人間の認知を捉え直すという、1990年以降かなり活発になってきたアプローチの延長線上にありま...
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身近な類推II

002年1月30日の朝日新聞朝刊にオウムのトップに就任した上祐史浩に対するインタビュー記事が載っていました。この中で記者が「今でも麻原を崇拝しているそうだが」という質問をしました。これを受けて、上祐は「彼は精神的な父親のような存在である。父...
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身近な類推I

ダイナミカル宣言をしていますが、私はもともと、そして今でも類推(アナロジー)の研究者であります。いままでいつも思っていたのですが、新聞や一般の人が読む本、雑誌、新聞などにおけるおもしろいアナロジー、変なアナロジーを紹介する、新しいシリーズを...
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アナロジーの力刊行

Keith J. HolyoakとPaul Thagard著の"Mental Leaps: Analogy in Creative Thought"の翻訳が新曜社から刊行されました(5200円)。この本は、多重制約という考え方から、人間、動...