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ペットロボットを嗤う

今日は簡単に行きます。ロボットについてです。言うまでもなく、ロボットブームです。消費者だけではなく、研究者の中でもここ10年くらいはロボットブームです。前々から、一言いいたかったのは、「まともなもの作ってよ」ということです。結局、研究しても...
アナロジー

身近な類推I

ダイナミカル宣言をしていますが、私はもともと、そして今でも類推(アナロジー)の研究者であります。いままでいつも思っていたのですが、新聞や一般の人が読む本、雑誌、新聞などにおけるおもしろいアナロジー、変なアナロジーを紹介する、新しいシリーズを...
ダイナミカル宣言

ダイナミカル宣言??:ダンスを考える

これはいわゆるダイナミカル宣言とは違いますが、なんか関係あるんじゃないかと思っているので、こういうタイトルでいきます。 少し前の話ですが、7月に「ことば工学研究会」という会に出席し、発表をしてきました(私の発表はいつもの「機械とコミュニケー...
ダイナミカル宣言

ダイナミカル宣言IV:とりあえずのまとめ

前回から、6カ月ほど時間があいてしまいました。あまりに忙しくて、仕事をする以外にやったことといえば、各々の仕事の区切りがついた後で、しこたま酒を飲むことだけだったような気がします(だからやったことをすぐ忘れる)。思い出したら、また付け加えて...
ダイナミカル宣言

ダイナミカル宣言III:認知的学習に欠けていたもの

ちょっと論文調で堅いのですが、直している暇がないのでこのままいきます。 認知科学、特に教授心理学、発達ベースの心理学では、主にBruner型の教育観が支配的であったといえよう。つまり、スキーマ、メンタルモデルを事前に与え、教えられることをう...
Blog

人はなぜ学ぶか

ダイナミカル宣言はちょっと休憩。今日、日本認知科学会の「教育環境のデザイン」分科会に出席しました。私はそもそもこの分科会の発起人の一人でしたが、 奇妙な言葉遣いをする人がたくさんいること、 それについて説明を求めると罵るように応える人がリー...
ダイナミカル宣言

ダイナミカル宣言II:反応パターンを誤差にするな

誤差について考えてみたい。普通心理学の実験では、ある要因をコントロールして、その結果の変化を見ます。たとえば、発達心理の場合で言えば、年齢という要因をコントロールして(つまりさまざまな年齢の子供を対象とする)、調べたい能力を測定すると考えら...
ダイナミカル宣言

ダイナミカル宣言:とにかく宣言

最近、ふっ切れました。ということで、ダイナミカル宣言を行いたいと思います。類推をメインにここ10年ほど仕事をしてきて、自分の仕事に確信を持てるようになったのはいいことなのですが、かなりうんざりしてきた部分があります。これは飽きたというのでは...
教育

科学教育を考える

岩波書店から出ている「科学」という月刊誌で「なぜ科学を学ぶのか」という緊急特集が組まれました(科学10月号)。これは、2002年度に実施される新指導要領、およびそれに対する反論を検討するという特集です。 新指導要領は、数学、科学教育を壊滅さ...
diary

1999年のいろいろ

あまりに忙しくて、書いている暇がなかったのはあるけど、What's Newとかいって、1年以上も変わらない(Last updateは1998/07/30とありました…) というのも、ひどい。去年(1999年)一年と最近のこと付け加えます。 ...